苦手なことをやりたがらないときの声かけは?
しつもん『苦手なことに挑戦してほしい子どもたちにどのような声かけをしますか?』
『シュートよりも、苦手なドリブルを練習しなさい』
『苦手でも我慢して継続しなさい』
『ゲームばかりではなく、勉強もしなさい』
私たち大人でも苦手なこと嫌ですよね。
分かっているけど、なかなか行動できない。
後回しにしてしまう。私もそうです。笑
でも、
レベルアップのために、
苦手なことにも、挑戦してほしい。
そんな時、
【しつもん】
苦手なことにも挑戦してほしい子どもたちに
どのような声かけをしていますか?
少し自分自身と向き合って考えてみてください。
*時間のある方は、紙に書き出して下さいね*
卓球「福原 愛」選手からの名言
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天才少女?
天才って便利な言葉だよね。
だって、天才っていったら、
努力もしないで、
持って生まれたものだけでやってきたように
思われるんじゃないかなぁ。
私、誰よりも練習してるよ。
他の子が帰っても、ひとりで練習してるよ。
福原 愛 卓球
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小さな目標:今できることに集中しよう!
『上手になりたいなら、苦手なこともやりなさい。』
シンプルに1番多い答えだと思います。
しかし、
『苦手なこと=つまらないこと』
と考えている子どもたちが多い中、
『つまらないこと』には意識が向かず、
集中力が低下し、やる気がおきません。
『苦手なことを克服しよう。』
『ここはダメだから、できるまでやりなさい。』
と言われると、
ハードルが高く感じてしまい、
克服するためには、たいへんな努力が必要だと思って
ますますやる気が低下してしまいます。
先が見えない状態で走り出しても
不安でしょうがないのです。
そんな時に大切な声かけは、
まずは、
『得意なことを伸ばそう。』
つぎに、
『できないことをできるようにするためには、
どうしたらいいか考えよう。』
と声かけをすることです。
人は苦手だという高いハードルに、
はじめから諦めたり、行動が遅くなります。
大事なのは、
長所(得意なこと)を伸ばすことと、
一気に高いハードルを超えるための目標ではなく、
小さな目標(今できることに集中)を立てて、
一緒に克服していこうという姿勢が必要です。
そして、
わずかな変化を評価することです。
結果に対する評価ではなく、
その過程に対する評価をしっかりすることが
子どもたちにとって大事なことです。
まずは、
『苦手なことにチャレンジしたこと』
に評価してみてください。
最後まで読んで頂き
ありがとうございました。