aka'aka メンタル

笑顔になる心理学~可能性を引き出すメンタルトレーニング~

『頑張れ』を少し変えるだけで、子どものやる気をグンと引き出せる

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頑張れを変えてみる

みんなが無意識に言ってしまう言葉とは

私たちは、

ついつい無意識に

頑張れ!』って

言ってしまいます。

 

学校にいくとき

習い事にいくとき

試合、テスト、宿題などなど

 

その時の、

子どもたちの反応はどうでしょうか?

 

元気よく『うん』っていう時もあれば、

自信なさそうに『う、うん』っていう時もある。

 

同じ『頑張れ』の言葉でも、

受ける人の状況や心の状態

捉え方が変わってきます。

 

バスケットボールを頑張っている娘に、

背中を押したい気持ちで

『練習頑張れ!』って言ったときのことでした。

娘から

頑張ってるし!ちゃんとやってるし!

という強い返事が返ってきたのです。

 

子どもたちは、

やめてもいい状況だけど、

負けまいと頑張っているかもしれない、

うまく結果を残せるか不安・心配だけど

戦っているかもしれない、

行きたくないという気持ちでも

頑張って行こうとしているかもしれない

 

その子なりに一生懸命頑張っているのです。

 

頑張っているメーターは、外からは計ることができず、

本人しか分からないのです。

 

すべては知ることから始まる

身近な人のことでも、

きちんと『知る』ことは

難しくないですか?

 

親子関係、友人、職場

子ども・大人に関わらず相手のことを

知っているようで、本当のところは

知らないのです。

 

気を付けないといけないのは、

「自分がそうだったから、子どももそうだろう」という

決めつけは危険です。

自分の当たりまえは、

人にとってはそうではないかもしれませんね。

 

私たち大人がイメージする頑張っている姿は

どんなものでしょうか?

 

  • 時間が空いたら自主練をする
  • 積極的に取り組む
  • 本や動画で研究する
  • くやしがる、真剣な眼差し
  • たくさん質問する

 

大人は自分から積極的に取り組む姿に

頑張っているイメージを持つと思います。

そのイメージと子どもがイメージする頑張っている姿との

ギャップはないでしょうか?

 

イメージの擦り合わせをするためにも、

相手の考えを聞いたり・観察したり、

『知る』ことが大事になってくるのです。

 

経営学者「ピーター・ドラッカー」からの名言

多くの人が、話上手だから

人との関係は得意だと思っている。

対人関係のポイントが

聞く力にあることを知らない

  ピーター・ドラッカー 経営学

 

頑張れ!から○○○てるね!に変えてみる

 『頑張れ!』という言葉からどんな印象を受けますか?

 

まだまだ足りない、もっとしっかりしろと

ハッパをかけられている感じを受けませんか?

 

頑張っている子どもたちは、

こんなに頑張っているのに、これ以上頑張れないと

自分を否定された感じを受け、つらくなります。

 

少し言葉を変えるだけで、

子どものモチベーションを上げてくれる言葉になります。

それは、

頑張れ』を『頑張ってるね』に

変えることです。

 

『頑張ってるね』は、

その人のことをよく観ているからこそ言える言葉です。

頑張りを認めることで、子どもたちも次に向けて頑張れます

 

『頑張れ』は、誰でも言える言葉ですが、

『頑張ってるね』は、常に観ている人にしか分からず、

その眼差し、気持ちも一緒に届けることができる言葉です。

 

どんな応援も愛情や情熱があってのこと

愛情ゆえついつい厳しい言葉をかけることもあります。

 まずは、子どもたちが何を感じているか知り

頑張っているところを認めてあげることが

大事だと思います。

 

認められると、

子どもたちはどんどん挑戦したくなりますよ。

 

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 今日、あなたは子どもを怒りましたか?

ついどなってしまうことありませんか?

その時、どんな言葉を使っていますか?

たったひと言、ことばを変えることで子どもが変わったら

そんな子育てがラクになる1冊です。

 

【 aka’akaメンタル 】

https://lit.link/akaakamental

 

最後まで読んでくださり、

ありがとうございました。

 

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